インド:STePP技術実証プロジェクト
インド
インドでは2つのプロジェクトが実施されました。
背景
コロナウイルスの蔓延により、世間では消毒の重要性に関する意識が高まりました。一方で、毎日の化学消毒は、医療従事者の時間とコストの観点から、病院にとって大きな負担となっています。光触媒コーティング技術は、部屋の光に反応する壁面に抗菌効果を生み出します。さらには、抗菌コーティングよって医療スタッフの二次感染を防ぎ、より安全な作業環境を提供することができます。
プロジェクトの概要
UNIDOは、3か国(インド、ケニア、モンゴル)の合計8つの病院に光触媒コーティングを施し、病原性微生物除去の有効性をテストしました。このプロジェクトでは、コーティング技術に関するトレーニングを提供するだけでなく、病院における一般的な衛生慣行に関する医療従事者の知識を高めるのに役立ちました。それぞれの国でサンプルが研究所に送られ、コーティングが微生物の除去に効果的であることが証明されました。コーティングは、医療従事者が消毒に費やす時間を短縮することに成功しました。
プロジェクトの詳細
都市、国 |
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プロジェクトパートナー |
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主な成果 |
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会社概要
社名 | 丸昌産業株式会社 |
ホームページ | https://marusyosangyo.jp |
住所 | 〒327-0031 栃木県佐野市田島町171 |
資本金 | 1000万円 |
担当者 | 吉川貴之 電話番号: 0283-22-1901 E-mail: yoshikawa@marusyosangyo.jp |
事業内容 | 繊維工業および化学製品製造業 |
背景
2017年のユニセフの報告によると、インドの718地区のうち3分の2が極度の干ばつの影響を受けています。安全な水の供給を確保するための施設がないため、一般家庭はボトル入りの水を購入しています。しかし農村部において、中所得層や低所得層の世帯は十分な水を購入することができません。そのため、雨水や地表水を貯めておいたり、井戸から水を汲んだりすることとなります。雨水や地表水をそのまま利用すると、浮遊物質や病原性微生物による汚染で、下痢やコレラ、肝炎などの病気を引き起こす可能性があり、深刻な問題を引き起こしています。
プロジェクトの概要
UNIDOは、日常生活で使用する安全な水の確保を支援するプロジェクトを実施しました。このプロジェクトでは、汚染された地表水を活性炭ろ過装置と再生装置で浄化するろ過システムを導入しました。また、水中の大腸菌や汚染物質のレベルを監視することで、システムの有効性と効率性を分析しました。現在、国内で他の産業分野にも応用できないか検討しています。
プロジェクトの詳細
都市名、国名 |
Maharashtra, インド |
プロジェクトパートナー |
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主な成果 |
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会社の詳細
名称 |
Jトップ株式会社 |
ホームページ |
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住所 |
〒594-0042 大阪府和泉市箕形町4丁目5番44号 |
資本金 |
8000万円 |
担当者 |
Jiichi Nakaji 氏 |
事業内容 |
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