月間レポート:シエラレオネにおける自動車整備技能訓練を通じた若者雇用促進プロジェクト
2023.01.26

プロジェクトチームが技術・高等教育大臣を表敬訪問
国連工業開発機関(UNIDO)は2021年より、シエラレオネにおいて、日本政府、シエラレオネ政府と連携し、「自動車整備技能訓練を通じた若者雇用促進計画」を開始しました。このページでは、本プロジェクトの進捗や状況を定期的にお伝えしていきます。
シエラレオネは、UNDPの2019年度人間開発指数ランキングにおいて189国中181位と、世界で最も貧しい国の1つです。人口は若者が3分の1を占めていますが、若者の失業率と不完全雇用率を合わせると、70%に達しており、約80万人の若者が仕事を求めています。
経済発展に伴って自動車の保有台数が増加傾向にあり、自動車の修理やメンテナンスなどのアフターサービス市場は、雇用創出の可能性を秘めています。しかしながら、関連産業では適切な自動車整備技能を有する人材が不足しています この要因の一つとして、国内の自動車整備士を養成する技術教育・職業訓練が不十分で、ニーズに沿った知識・技能の訓練・就職支援が行われていないことが挙げられます。
本プロジェクトはこうした社会課題の解決に向け、自動車のアフターサービス市場で求められるスキルを持った人材を職業訓練校で育成することで、シエラレオネの若者の雇用機会を促進することを目指します。
プロジェクトの月間レポート
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2022年12月の主な成果
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2022年11月の主な成果
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