中東のレバノン共和国政府と現地企業が飛騨の匠の技や電動工具を視察
2017年10月22日(日)~10月28日(土)に中東のレバノン共和国(以下、「レバノン」)よりレバノン政府と現地企業が来日し、岐阜県と愛知県の木工技術、木工機械に関連する企業や組織、展示会を視察しました。
レバノンは岐阜県程度の面積を有し、約100万人のシリア難民がおり、その数は人口の3~4人に1人を占めます。UNIDO本部では2016年より日本政府の支援を受けながらレバノン地域社会と難民双方のためにレバノンのプロジェクトに取り組んでおり、木工分野における中小企業を支援し、現地職業訓練校(2017年5月29日に北部のZghartaに開設)においてトレーニングの提供等を行っています。
※公式サイト:http://madeinthenorth-lb.com/training-center
※紹介動画 :https://youtu.be/RWVpvM4jSrg
今回、プロジェクトの一環として、日本の木工技術や産業について学ぶため、レバノンより8名、UNIDO本部より1名の計9名が来日しました。研修を通して、飛騨の木工技術やスクールのカリキュラム・運営について学び、電動工具について知識を深めました。
[研修内容]
日程 |
訪問先 |
10月23日(月) |
・柏木工株式会社 工場、ショールーム |
10月24日(火) |
・岐阜県立木工芸術スクール |
10月26日(木) |
株式会社マキタ 工場、ショールーム、エンドユーザー |
10月27(金)、28日(土) |
日本木工機械展/ウッドエコテック2017 |
(柏木工㈱ 工場見学) (ミュージアム飛騨 見学)
(飛騨産業㈱ 説明を受けている様子) (岐阜県立木工芸術スクール 見学)
(㈱マキタ ショールーム 見学) (日本木工機械展 見学)