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循環経済及び資源効率性に関するグローバルアライアンス(GACERE)を立ち上げました ※録画映像視聴可

循環経済及び資源効率性に関するグローバルアライアンス(GACERE)を立ち上げました ※録画映像視聴可

2021.02.24


*録画映像はこちらから視聴可能です。

2021年2月22日 – 各国政府や関連するネットワーク・団体が結集し、循環経済、資源効率、持続可能な消費と生産パターン、そして包括的で持続可能な産業化のイニシアティブを世界的に促進することを目的に、循環経済及び資源効率性に関するグローバルアライアンス(#GACERE)を立ち上げました。

GACEREは、国際連合工業開発機関(UNIDO)との協力の下、欧州連合(EU)に代わる欧州委員会と国連環境計画(UNEP)によって発足されました。

11カ国(カナダ、チリ、コロンビア、日本、ケニア、ニュージーランド、ナイジェリア、ノルウェー、ペルー、ルワンダ、南アフリカ)とEUが今日アライアンスに加盟しています。

アライアンスの立ち上げに伴い、欧州委員会環境・海洋・漁業担当委員のヴィルギニユス・シンケヴィチュウス(Virginijus Sinkevičius)氏は「資源効率やクリーンで循環型の経済への移行は、世界が直面する生態学的危機に対処するための必須事項として益々認識されています。循環経済は環境に優しい雇用を創出し、環境への影響を低減することによって、イノベーションを促進し、移行をより公平にする機会を提供します。」と述べました。

李勇(リー・ヨン)UNIDO事務局長は、「循環型社会への道を選択し移行を正しく行えば、気候、生物多様性、海洋および土壌劣化の大惨事から地球の天然資源を保護するために有望な解決策を手にし、包括的で持続可能な産業化に対する開発途上国の大望に取り組むことができるでしょう。それによって経済的繁栄、ビジネスチャンス、イノベーションや環境に優しい雇用も可能になるでしょう。」とスピーチの中で話しました。

UNEP事務局長インガー・アンダーセン氏は「循環し持続可能な消費と生産は、持続可能な開発目標からパリ協定、ポスト2020年生物多様性枠組に至る、全ての多国間協定を実現するために不可欠です。パンデミックからの持続可能な回復にも必要です。」と述べました。

GACEREの録画映像はこちら

参考情報:
Circular economy: a question of design(英語)
European Commission Environment: Circular Economy Global(英語)