このページをシェアする

イベントレポート:「モザンビーク・持続可能なエネルギー・セミナー」をオンラインで開催

イベントレポート:「モザンビーク・持続可能なエネルギー・セミナー」をオンラインで開催

UNIDO東京事務所は2024年2月22日、「モザンビーク・持続可能なエネルギー」をテーマにしたオンラインセミナーを開催しました。UNIDO東京事務所の在モザンビークアドバイザーであるナンディオ・ドュラン氏が司会を務め、エネルギー分野に関わるモザンビークの政府機関や民間企業からパネリストが登壇し、118人が参加しました。

開会挨拶で、駐日モザンビーク共和国大使館臨時代理大使のMr. Jose Antonio Justino Nhalungoは、日本とモザンビークの二国間関係の概要や、エネルギー分野での日本の支援を紹介しました。

続いて、モザンビークで最大の電力開発・供給事業者であるモザンビーク電力公社(EDM)の再生エネルギー部長Ms. Olga Utchavoが、国の方針であるエネルギーアクセスの向上と、エネルギー転換について述べ、太陽光をはじめとする再生可能エネルギーや大型水力発電の膨大な可能性や、実際の発電プロジェクトについて紹介し、民間企業の参加を呼びかけました。

UNIDOモザンビーク事務所長がモデレーターを務めたパネルディスカッションでは、国立エネルギー基金(FUNAE)がオフグリッド発電やミニグリッド発電について、モザンビーク再エネ協会(AMER)が再生可能エネルギーの普及活動について紹介した後、モザンビーク企業団体(AIMO)とモザンビーク日本商工会議所(CCIMJ) が、ビジネス界から見たモザンビークの持続可能なエネルギー分野における可能性と課題について言及しました。議論の中で、競争力のある電力を製造業に供給し工業化を推進する重要性や、再生可能エネルギー関連の法整備を進める必要性が確認されました。

参加者からも多くの質問が寄せられ活発な議論が行われ、最後に、UNIDO東京事務所の足立文緒所長が閉会挨拶でセミナーを締めくくりました。

 

セミナー概要

日 付: 2024年2月22日(木)
時 間: 16時30分 – 18時(日本)/9時30分 – 11時(モザンビーク)
形 式: オンライン(Zoom ウェビナー)
主 催: UNIDO東京事務所
言 語: 英語・日本語(同時通訳)
参加費: 無料

 

プログラム

司会     
UNIDO東京事務所 在モザンビーク・アドバイザー Mr. Nandio Durao

16:30    開会挨拶        
             駐日モザンビーク共和国大使館 臨時代理大使 Mr. Jose Antonio Justino Nhalungo

16:35    基調講演     
             モザンビーク電力公社(EDM) 再生エネルギー部長 Ms. Olga Utchavo

16:45    パネルディスカッション     
            司会:UNIDOモザンビーク事務所長 Mr. Jaime Comiche

            パネリスト
            国立エネルギー基金(FUNAE)Energy Economist Mr. Filipe Mondlane
            モザンビーク再エネ協会(AMER)Ms. Helena Macune
            モザンビーク企業団体(AIMODuys Mozambique Mr. Marco Correia
            モザンビーク日本商工会議所(CCIMJ) Mr. Mitsuru Fukushima
         / Chief Country Representative in Republic of Mozambique & Republic of South Africa, Mitsui O. S. K. Lines Ltd.

17:55    閉会挨拶
            UNIDO東京事務所 所長 足立文緒 氏

 

お問い合わせ先

UNIDO東京事務所 今津、堀口
Emai: EventTokyo@unido.org