イベントレポート：アフリカ地熱開発をテーマにしたワークショップを開催

国連工業開発機関（UNIDO）は、日本の経済産業省の拠出金により、持続可能な開発のための地熱及び関連技術によるエネルギー創出プログラムを実施しています。本プログラムの一環として、7月18日、アフリカの地熱開発をテーマにしたワークショップを東京で開催しました。地熱発電の有望地域であるアフリカの大地溝帯エリア６ケ国（ジブチ、エチオピア、ケニア、ルワンダ、タンザニア、ウガンダ）の地熱政策担当者が登壇し、「アフリカの地熱開発におけるPPPの可能性」をテーマにパネルディスカッションを行いました。

概要

タイトル：アフリカにおける低炭素かつ気候変動耐性のあるエネルギーシステムの構築〜地熱ポテンシャルの解放に向けて
　日　時： 2023年7月18日（火）14:00〜16:00
　場　所：コンラッド東京2F風波（東京都港区東新橋１丁目９−１）
　主　催： UNIDO
　後　援：経済産業省（METI)、アフリカ開発銀行（AfDB）アジア代表事務所、日本貿易振興機構（JETRO）、海外投融資情　　　　
　　　　　報財団（JOI）

プログラム

時間	アジェンダ	登壇者
13:30-14:00	受付
14:00-14:10	開会挨拶	UNIDO脱炭素・持続可能エネルギー部気候技術・イノベーション課長アロイス・ムランガ経済産業省資源エネルギー庁長官官房国際資源エネルギー戦略統括調整官　比良井　慎司
14:10-14:40	アフリカにおける地熱エネルギーの見通し	UNIDO上級地熱専門家ピーター・オメンダ
14:40-15:40	パネルディスカッション「アフリカの地熱開発におけるPPPの可能性」	モデレーター UNIDO上級地熱専門家ピーター・オメンダパネリストアフリカ開発銀行 (AfDB) アジア代表事務所次席木下直茂・ジブチ Abdirasak Omar Moumin Head of Engineering Department and Drilling Projects Manager, Djiboutian Office for Geothermal Energy Development ・エチオピア Sofiya Abdulkadir Ayano Chief Executive Officer, Ministry of Mines ・ケニア Faith Hamala Wandera Deputy Director Renewable Energy, Ministry of Energy and Petroleum ・ルワンダ Cesar Niyonzima Fossil Fuels Senior Engineer, Ministry of Infrastructure, ・タンザニア Innocent Gerald Luoga Commissioner for Electricity and Renewable Energy, Ministry of Energy ・ウガンダ Julius Namusanga Wamala Assistant Commissioner – Electrical Generation, Electrical Power Department, Ministry of Energy and Mineral Development
15:40-15:55	質疑応答
15:55-16:00	閉会挨拶	UNIDO脱炭素・持続可能エネルギー部気候技術・イノベーション課長アロイス・ムランガ