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所長のひとりごと

所長のひとりごと

第45回

 今年も折り返し点を過ぎ、残りが半年を切りました。皆さんも再び忙しく過ごしておられるものと思います。とは言え、東京都でのコロナ感染者の増加、そして様々な業種におけるコロナ禍起源での経営状況の急激な悪化、更には大雨による水害の頻発、と懸念は絶えませんね。

 7月9日(木)に、経済協力インフラ戦略会議というものが総理官邸で開催されたようです。ホームページから『インフラシステム輸出戦略(令和2年度改訂版)』(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keikyou/dai47/siryou3.pdf)をダウンロードしてざっと読んでみました。「低炭素・脱炭素技術の海外展開」の中で、「低炭素型インフラ輸出」が言及されており、その中に、報道でも取り上げられた、石炭火力発電に関する扱いが書いてあります。一部を抜粋してみましょう。

第44回

 前々回の「自分の人生に影響を与えた10冊の本」、あまり反響は無かったのですが、まあ、不評という訳でも無いだろうと勝手に解釈して、続編の残り7冊について書くことにしました。

 私の「10冊」には以前この「ひとりごと(第19回)」でご紹介した坂口安吾の『二流の人』以外に、堂々たる「文学」が殆どありません。ここに『カラマーゾフの兄弟』とかを自信をもって挙げることのできるストロングスタイルの人が羨ましい。中学生時代に夏目漱石の『三四郎』とか読んだ気がしますが、帝国大学に通う野々宮さんが「光線の圧力の試験」をしていたという、本筋とは全く関係ないであろう detail しか印象に残っておらず、このダラダラした小説が一体何について書いているのかさっぱり理解できず仕舞いでした。

第43回

 今回は、当方が先般開催した Webinar を受けて、オンラインでの仕事に関する雑感をご報告します。

 6月11日には、当方のエチオピアとモザンビーク駐在のアドバイザーを、また16日には、当方のアルジェリアとセネガルのアドバイザーをメインスピーカーにして、更には17日にはウズベキスタンの製薬産業振興の責任者をスピーカーにして、Webinar を開催したところです。前2者は、どちらも200名程度の参加者(聴衆というか)を得て、またウズベクのものも非常に対象を絞ったものであったにも拘わらず100名近くの参加者を得て、盛況(?)と呼べるものでした。ただし、幾つか反省点もあります。

第42回

 今回は、本の話です。緊急事態宣言が発出されている間、SNSで様々な人たちが「自分に影響を与えた本10冊」というような情報発信を盛んにされていましたね。私は、こういうものをネット上で他人様にご披露するのはちょっとどうも・・・と思っていたのですが、皆さんのお考えの原点や背景が分かるようなものも多く、また、殆どの場合、これが私の読んだこともない本だったりして、実に興味深いのですね。ですから、今回この場での話題に取り上げて、私の事例をご紹介してみたいと思います。いや、誠に恥ずかしながら。

第41回

 皆さん、ようやく以前の状態に戻りつつありますが、いかがお過ごしでしょうか? 私たちも段階的にオフィスに戻りつつあり、種々の活動を再開しているところです。とは言え、以前と全く同様にはできません。開発途上国・新興国政府からの投資促進担当官を招いてのデレゲート・プログラム等は、まだ先方も「日本に行けない」「海外に行けない」状況にある国が多いですし、来てもらっても、当方も色々な都市でのセミナーや企業訪問を行うことが自由にはできません。

第40回

 緊急事態宣言が解除され、徐々にオフィスや街に人が戻りつつあります。皆様はいかがお過ごしでしょうか? 私は、4月中はほぼ自宅でテレワークをしていたものの、家庭内のIT環境の問題や、家族とのPC占有争奪戦に敗れ、GW以降はほぼ毎日職場にクルマで出勤しておりました。

 サラリーマン生活35年、車で通勤するのは、米国に2年間留学していた頃以来です。運転中はFMラジオをつけっぱなしにして聴いている訳ですが、何となく聞き流している間にも気になる日本語の表現というものは出てきます。

第39回

 皆さん、緊急事態宣言下での生活はいかがでしょうか? 我がオフィスも48日からは完全にテレワーク状態となり、3週間が過ぎました。

 これ、色々なところで皆さんが書かれているのですが、テレワークで特に職場内のオンライン会議をやってみると「なんだ、会議室に集まって会議しなくても、結構できるじゃないの」ということに今更ながら気づきます。というか、日本のビジネス社会もついに気づいてしまった訳です。

第38回

 開店休業状態の中ですが、「今しかできない」テーマを探して仕事(らしきこと)をしています。テーマを見つけるのは簡単なのですが、それを一定のアウトプットまでにまとめ上げるのは意外と大変です。

  昨年秋から、TICAD7を受けて、農業(アフリカの食料自給率の向上)に工業の立場から貢献したいと考え、人工衛星によるリモートセンシング画像を使って農林水産業の生産性向上を実現できないかと考えていました。

第37回

 気が付けば4週連続でこの「ひとりごと」の書き出しがコロナウィルスでした。これでは幾ら何でも芸がない。今回は別の話題です。

  「燻し銀」という言葉があります。芝居でも相撲でもプロレスでも、ビジネスでも、よく「名脇役」というべき存在との相性が良い言葉です。人生誰もが主役を張れる訳ではない。が、何らかの形で華やかな舞台の隅っこで、それなりの存在感を示し、お役に立ちたい、そういう時に静かに輝くのが「燻し銀」という役柄であります。

第36回

 イベント自粛が色々な形で各所に影響を与えています。3月はおろか、4月のイベントも危ぶまれます。また大学等でも、入学式の中止・延期はおろか、開講を4月下旬ないしは5月にするというところが出てきました。4月の予定も今週末くらいまでには決めないと、準備もできません。一方で、テレワークもかなり進んできた様子です。ただ、中小企業の業況は相当厳しいだろうと予測します。早くコロナ禍が去るのを祈るのみです。

第35回

 さて、コロナウィルスのせいで、本来の仕事が止まっています。せっかくなので、日頃多忙を理由になかなかできない仕事をすることにしています。オフィスのスタッフの約半数はテレワーク中です。先々週までは「毎晩、胃腸をアルコール消毒しよりますけん、ワシは何ともなかとです!」と昭和のオヤジ流(というか、これでは左門豊作か?)で過ごしていましたが、さすがに最近はこれではシャレになりません。

第34回

 ついにコロナウィルス感染拡大の脅威がここまで来てしまった! 当事務所でも、先週、コロナウィルスの日本国内における感染拡大の状況に鑑み、3月中旬に予定していたチュニジアとパキスタンのデレゲート・プログラムを「延期」と致しました。

第33回

 コロナウィルスの脅威が日本社会を揺るがしています。当事務所でもテレワークの導入について議論を始めました。が、まずは、毎度バカバカしい無駄話にお付き合い下さい。

 先日、私は「日本のエアラインに乗っている時はたいてい落語を聴いている」と書きましたが、私は特に熱心な落語マニアというわけではありません。が、幾つか自分の琴線に響く噺はあり、上手いな!と思う咄家も居ます。

第32回

 仕事の話が続いたので、今回は少しリラックスした話題にしましょう。

 私は、いつも途上国に出張しまくっているわけではありません。国内での仕事も相当にありますので。ですが、飛行機の中で過ごす時間が結構長いのも事実です。日本のエアラインに乗っている時には大体落語を聴いているのですが、アフリカや中南米は直行便が殆どありませんので、寝てるか、音楽を聴いてるか、ということになります。

第31回

 さて、今週の第2弾は、タンザニア編です。

 そもそもタンザニアに出張することになったきっかけは、当事務所の担当から「最近、タンザニアに関する企業からの問い合わせが少しずつ増えている」という一言でした。外資に対する投資優遇策という意味ではまだまだなのですが、確かに人口規模からも、またインド洋に面していることからも、ポテンシャルはありそうだし、第一、当方が同国を対象としたデレゲート・プログラムを最後に実施したのが2012年だということで、これは少し間が空き過ぎだな、ということで、ナイロビ出張の帰りにダルエスサラームの関係機関を訪問して意見交換をすることとした訳です。

第30回

 先週は、ケニアとタンザニアに出張してきました。まずはケニア編です。

 ケニアでは、経済産業省とアフリカビジネス協議会が主催し、KAM (Kenya Association of Manufacturers) とMeghraj Capital が共催したビジネスミッションに、当方からも何社かの民間企業の方々に参加をお勧めしたこともあり、ご一緒してきました。 

第29回

 先週は、UNIDOの定例の会合でウィーンに出張していました。ウィーン出張というと羨ましがられることもあるのですが、冬の中欧の天気はご存知のとおり、寒いし、何だか曇ってるし、土曜は粉雪も舞ってたし、ということであまり快適ではありません。

第28回

 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

 正月くらい、真面目にモノを考えようと思いましたが、凡人の悲しさ、突然考えようにも難しいものがあります。ただ、私が昨年ずっと考えていたのは「世界が大変だ、という危機意識を持っている人は増えている。が、ではどうすればいいか、という解(solution)を総合的に、かつ現実性を踏まえて提案している人はあまりに少ない」ということです。