このページをシェアする

第43回

第43回

 今回は、当方が先般開催した Webinar を受けて、オンラインでの仕事に関する雑感をご報告します。

 6月11日には、当方のエチオピアとモザンビーク駐在のアドバイザーを、また16日には、当方のアルジェリアとセネガルのアドバイザーをメインスピーカーにして、更には17日にはウズベキスタンの製薬産業振興の責任者をスピーカーにして、Webinar を開催したところです。前2者は、どちらも200名程度の参加者(聴衆というか)を得て、またウズベクのものも非常に対象を絞ったものであったにも拘わらず100名近くの参加者を得て、盛況(?)と呼べるものでした。ただし、幾つか反省点もあります。

 まず第一に、「機材の技術的チェックは何度もやること」。当然ですが、当方の慣れの問題もありますが、何よりも各国の通信インフラ事情は様々です。音声や画像が切れ切れになったりすることもありました。本当にトラフィックが混みあっている時に音声が「落ち」たりすると、まあこれはどうしようもないですが、いずれにせよ事前のチェックをもとにcontingency plan を作っておくことは大事です。

 第二に、「適切な長さを設定すること」。普段の(リアルでの)セミナーの場合は、まあせっかくご来場頂くのだから、ということで2時間程度のものが主流と思われますが、オンラインでは意外と進捗が早いので、75分程度が良いのではないかと考えました。また、トピックは絞ってやった方が良さそうです。

 第三に、「質疑応答への対応」です。オンライン会議ツールには「チャット」や「Q&A」のツールが用意されていますが、どちらにどういう風に書き込んでもらうか、は事前にきちんとアナウンスしておく必要があります。高い関心をお持ちいただくのは喜ばしいのですが、限られた時間の中で効率的に議事を進めるには、「挨拶の書き込みは不要」「質問は簡潔に、かつ箇条書きで」といった注意事項は必須ですね。更に言えば「あまりに初歩的な質問」や「極めて個別事業に関する質問」には、少なくともその場ではお答えできかねることを、予めアナウンスしておく方が良さそうです。また、Q&Aを常時ワッチして質疑の時間にうまく交通整理をするモデレータ役も、リアルのセミナー以上に重要になるようです。なお、時間の制約で当日にお答えできなかった部分については、後日メールでお返しするしかなかろうと思います。

 最後に、これは当方の課題ですが、「通訳をどうするか」です。当方のセミナーは、通常は英語のみで開催することが多いですが、一般の関心も高いような場合には、会場にブースを設営して同時通訳を入れることがあります。オンラインですと、ソフトで対応できるものがあるということですので、次回には工夫してみたいと考えています。次回は7月9日にチュニジアの投資セミナーを開催予定で、スリランカやバングラデシュについても現在準備中です。