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第41回

第41回

 皆さん、ようやく以前の状態に戻りつつありますが、いかがお過ごしでしょうか? 私たちも段階的にオフィスに戻りつつあり、種々の活動を再開しているところです。とは言え、以前と全く同様にはできません。開発途上国・新興国政府からの投資促進担当官を招いてのデレゲート・プログラム等は、まだ先方も「日本に行けない」「海外に行けない」状況にある国が多いですし、来てもらっても、当方も色々な都市でのセミナーや企業訪問を行うことが自由にはできません。

 そこで当面は、オンラインでの活動を行うことがメインになります。4~5月中には、オフィスの会議も全てオンラインで開催しましたが、前々回にも書きましたとおり、気心の知れている関係者だけで情報交換をする場合には、それで何ら支障がないということが判りました。テレワークを進めておられた方々も同様のご感想をお持ちだと思います。

 当事務所としては、今月前半に3回のオンラインセミナー(Webinar)の開催を予定しています。第1回が、6月11日(木)の16時からの「UNIDOアフリカアドバイザーによる最新現地ビジネス環境レポート(エチオピア・ブルンジ・ルワンダ・ウガンダ及びモザンビーク編)」、第2回が6月16日(火)の17時からの「同セミナー(アルジェリア・セネガル編)」です(これらについてはhttps://www.unido.or.jp/coming/8597をご参照下さい)。更に3回目としては、6月17日(水)の15時からは「ウズベキスタン製薬分野におけるビジネス機会(https://www.unido.or.jp/coming/8594)」と題するオンラインセミナーを開催予定です。直前までご登録を受け付けておりますので、これらの国々についてご関心をお持ちの方々は是非ご参加下さい。

 オンラインセミナーを企画・発表してすぐ分かったことがあります。当たり前ですが、「全国の方々に気軽に参加いただけること」です。通常、我々がこの事務所のある国連大学ビル内でセミナーを開催する場合には、だいたい2か月前には会場を押さえ、広報を行い、100ないしは120名の方々の参加登録を受け付けます(実際の参加者は、その3/4程度の場合が多い)。ところが、当たり前ですが、オンラインだと一気に200人以上の方々の参加登録がいただけます。東京近郊にお住まいの方以外にも情報提供を行うことが容易な訳です。

 これまでと比べて、会場設営(机・椅子を並べ、プログラムやパンフレットを紙で用意し、更にペットボトルの水やコーヒーブレークの準備をする・・・)の手間が省けますし、雨の日や寒い日の客足の鈍さを心配する必要もない、要人の配席やスケジュール管理の心配もまあ不要、となると便利この上なく良いところだらけのようにも見えます。しかしながら、おそらく、「すぐできるものは、すぐ役に立つが、すぐ忘れられる」という人間の性もあります。すぐ忘れられないようにするためには、これまた当然ですが「中身」が一番大事です。また、face-to-face でしかできない個別の相談、というのも勿論あります。こうした点にまで配慮したオンライン活動ができるまで、しばらく試行錯誤を重ねないといけないだろう、というのが今の見通しです。

(P.S.)前回の「元気をもらう」「ほっこりする」には色々なフィードバックを頂戴しました。後者については「京都の言葉ではないか」とのご指摘も頂きました。有難うございます。何気なく発信している情報が、色々な気づきに繋がっていくのは嬉しいものです。