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第36回

第36回

 イベント自粛が色々な形で各所に影響を与えています。3月はおろか、4月のイベントも危ぶまれます。また大学等でも、入学式の中止・延期はおろか、開講を4月下旬ないしは5月にするというところが出てきました。4月の予定も今週末くらいまでには決めないと、準備もできません。一方で、テレワークもかなり進んできた様子です。ただ、中小企業の業況は相当厳しいだろうと予測します。早くコロナ禍が去るのを祈るのみです。

 さて、今回は服装の話です。私は、役人時代「(そうしろと言われない限り)クールビズにしない」男でした。理由は単純です。「上着着て、ネクタイ締めないと仕事する気分にならない」からです。真夏も、ダラダラ汗流しながら、綿のスーツを着てネクタイ締めてました。以前、クールビズというものが日本のビジネスマン社会に導入された時は酷かった。上着も着ずにノータイでしかるべき所に行くと、その組織の中では偉い人であっても、全然、偉く見えない。単に、釣具屋で釣餌のミミズ買っているオッサンにしか見えない(釣り好きの人を揶揄している訳ではありませんので、悪しからず)。一度、上司がホテルのドアマンに呼び止められる光景を見たりもしました。ああ、こういうのはカッコ悪いな、と考えたのも一因です。

  今は、街中を歩いてもノーネクタイの人が増えました。まあ、社会がそれでいいと認め、その人の好き好きだから、それは結構なのですが、何か勿体ない気がしてしょうがない。男のスーツは、大体紺かグレーか、せいぜいそれらにストライプか細かなチェックが入っているくらいしかバリエーションはありません。であれば、何かの時に思い出してもらうためにも、視覚上のアクセントはあった方がいい。勿論、仕事も何もできないのにネクタイだけ趣味がいい、では馬鹿丸出しですが、ネクタイというのは顔に近い分だけ、他人の記憶にも残りやすいのではないかと思います。

  30年ほど以前だったか、水玉模様のネクタイばかり締めていたことがありました。が、時の総理大臣がまさに同じご趣味の持ち主で、さすがにペーペーの若僧が一緒ではあまりに僭越かなと思い、ペイズリー柄(最近、とんと見ないですね・・・)主体に変えました。45歳を過ぎたあたりで、若いころよく締めていたストライプ柄にしてみたら、何となく若返ったようで新鮮。今でも時々しています。この10年間ほど、気になるのは、20代の若者のネクタイが凄~く地味なこと。まあ、派手にすりゃいいという訳でもありませんが、世の中には種々の色・柄のネクタイが溢れているのに、何でそんなの締めてるの? と言いたくもなります。世の中が低成長になると無難指向で地味になるのかな?

 ついでに言うと、私は、2017年からUNIDOで仕事をするようになって、スーツの下のシャツは必ず国連ブルー(まあ、無地だったりストライプだったり、そこは色々ですが)で通しています。誰も気づいてくれませんが・・・。襟元にはSDGsバッジも忘れずに。そろそろ桜も咲く頃です。明るい新年度を迎えたいものです。