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第94回

第94回

 ついに今年も半分が過ぎました。早い、早い。結構忙しく仕事をしているつもりですが、それでもリモートでは限界があります。今年の秋以降には海外出張もできるようになっていて欲しいものです。

 世の中でも次第にワクチン接種が進み、私も先週、横浜市から接種券が届きました。基礎疾患(糖尿病)持ちなので、早めに接種の予約をしようと考えています。オフィスでもご家族のお勤め先の関係で接種を受ける方がいますし、田舎の老母も接種を済ませ、少なくともワクチンに関しては少しずつ状況が好転しつつあるのは、まあ朗報です(とは言え、デルタ株やラムダ株については油断できませんが・・・)。

 今日は、何気ない「日常」について書いてみます。月曜夜は何をしていたかというと、妻が泊りがけの仕事のため、珍しく早く帰宅して家事をやっていました。その日の晩飯兼翌日のオカズを作ります。と言っても、冷凍食品にエビを加えてフライパンで温めただけの炒飯、牛肉と豆腐とシラタキとネギがあったので肉豆腐、これまた冷凍キットをフライパンで炒めただけの青椒肉絲、ついでにこれまた冷凍の枝豆を茹でただけ・・・、というお手軽路線。更に洗濯は、当家で飼育している猿二匹がバスタオルを放埓に使うもので、洗濯機の乾燥容量を直ぐオーバーする始末。生乾きのでっかいタオルをリビングに何枚も干すことになるので、私としては極めて合理的だと思っていますが、妻が帰宅したらほぼ確実に発狂し、私を罵倒するものと予測されます。

 オフィスに来てみると、今、国連大学前の広場(よく在日ミャンマー人の方々がデモをやっている場所です)には、何やら木製の新しい巨大オブジェが登場しています。平田晃久氏という美術家が作った「Global Bowl」というものらしい。穴が開いたボウル状で内部が何だかメビウスの輪のようになっている・・・。文章ではうまく表現できませんが、ウルトラセブンに出てくる「チブル星人」のアタマを半分に切ったような独特のフォルムです。今時のゲージュツも大変だ。

 まあ、目新しくて面白いのですが、こういうものがあると、当然登りたくなるのが人情というものです。しかし、脚力や運動能力が衰えた現在、滑落するリスクも大きく、何よりこの建物の住人であり、還暦も近い自分が負傷事故を起こしてしまうとこれまた各方面へのハレーションが大きい。で、politically correctな形を装い、受付の方に「あれは面白いけれど、子供さんが登ったりすると危険ではないですか?」と分別ぶって質問したりする。夕方までは担当の方が見張っておられるようですが(その人件費は?)・・・。

 新聞を開くと、私にとって明るいニュースは、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手の活躍ぶりくらい。ホントに大谷君は素晴らしいな。ああいう「明朗快活で勝負強いヒーロー」っていうのは長嶋茂雄以来ではないかな?(余計ですが、王貞治やイチローは「求道的なヒーロー」だと思います。) 大谷君に今、更に求めるとすれば、長嶋の『天覧試合でのサヨナラホームラン』的な「物語」だよな、とか余計なことを考えながら午後も仕事に勤しむことにします。