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第88回

第88回

 今日は、健康管理の話です。歳を取ると、世間話の大部分が病気や体調の話になる、という説があります。確かに、薬を飲んだり、病院で定期的な検診を受けないといけなかったり、という具合で、何となくカラダがかつてのように万全ではないことを前提とした生活、というものが身近になります。

 数年前の年末、自宅近くの坂道で転び、道端の崖で背骨や尾てい骨を強打しました。病院でレントゲン写真を撮ったところ、特に問題はなかったのですが、数日間痛み止め等を飲んで暮らしました。もともとそれほど優れていない運動神経が更に劣化しているのだと気づき、情けなく思いました。今後はこういうことがもっと増えてくるかも知れません。

 私はかれこれ15年程度、糖尿病の薬を毎日数種類飲む生活を続けています。今のところ普段の生活に支障はありませんが、アタマのどこかでHbA1Cの数値が気になるというのは、やはり若い頃とは違います。

 先日、久しぶりに病院で栄養指導を受けてきました。かつて「1日1600 kcal で暮らしなさい」という指導を受けましたが、毎日の食生活でそれをあまり意識していない・・・。そもそも両親ともに昭和一桁生まれなので「食べ物を残すな!」という教育が脳味噌の芯まで行きわたっているし。コロナ禍で、外で飲酒するという機会はほぼゼロになりましたが、私はとにかく甘いものが大好きで、和菓子は桜餅(道明寺)、おはぎ、羊羹が大好物。洋菓子はアップルパイ、チーズケーキ、チョコレートと何でも別腹。おまけに果物も大好き、という食生活では、さすがに寿命を縮めてしまうのではないかと考えた次第です。全てを我慢することは、この性格上、絶対に不可能だと分かっているので管理栄養士の先生と相談して、「とにかくお菓子だけは絶対に止める」ことにしました。意思が弱いというか、欲望(特に食欲)の前にあまりに無力な自分というものを考えて、まあ果物くらいは適量なら(これがまた難しい)食べても宜しい、ということで・・・。

 世の中には禁欲的な人というのが居ます。羨ましい。そういう人になってみたいが、そうすると自分でなくなるような気もする。そういう性格なら、自分で決めたことが続けられるし、もっと何でも思い描いたイメージ通りの人生が送れるのかなあ、等と考えたりもしますが、それは今更言っても仕方がないことなのでしょう。ああ、堕落しとる。

 是非、運動というものを日常生活に取り入れようと思いますが、もう40年以上、運動をする機会がない、というか、しようという意思を持ったことが無い。これをどうにかしよう、と決意だけは毎週日曜日の朝とかにするのだけれど、実際の行動にはなかなか移せない。「今日は寒いから」「今日は暑いから」「今日は雨だから」というような理由を付けて家の中でゴロゴロしてしまう。先日も、「よし、今度こそ運動を始めるぞ!」と思ったはいいが、「まず、ちょっとカッコいいジャージを買おう」と思ってネットを見ても、意外とお気に入りが見つからない。で、そのうち決意が雲散霧消してしまう。ダメだ・・・。

 結局は、気合の問題だと思うのですが、しかし何とかしないと・・・。