UNIDO東京事務所は、UNIDOバーレーン事務所と連携し、「在日ウクライナ人女性と若者のためのアントレプレナーシップ開発トレーニングプログラム(第2回)」を9月9日から13日の5日間、開催しました。
本プログラムは、避難民や留学生を中心とした日本に滞在するウクライナ人を対象に、起業家精神や関連するスキルを学ぶ機会を提供することで自立の支援を行い、最終的には、プログラム受講生が新しく革新的な職業やビジネスプラン、さらには事業を生み出し、受講生を含む在日ウクライナ人コミュニティを豊かにし、ウクライナに恩返しをすることを目的に開催されました。
5日間の集中プログラムは講義、ディスカッション、起業家パネル、グループワーク、プレゼンテーション、ネットワーキングなどで構成され、39名の受講生が参加しました。プログラム冒頭、UNIDO東京事務所の足立文緒所長、セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使、UNIDOバーレーン事務所のアフメッド・ヘジレッス氏からそれぞれ歓迎の挨拶がありました。
講義の中では、グローバル及び日本の視点からの起業に関するノウハウ、資金調達、フランチャイズを含む戦略、スタートアップのエコシステム、会計、関連する法的知識などが取り上げられました。 2日目から4日目までの午後のセッションでは、受講生は6つのグループに分かれ、ビジネスアイデアの構想やグループ課題のプランニングに取り組みました。
最終日(5日目)には、東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略専攻の各務茂夫教授を迎え、各グループが課題の成果をプレゼンテーションし、今後に向けた建設的なフィードバックが行われました。
プレゼンテーションセッション終了後は、経済産業省通商政策局より下川徹也 技術・人材協力室長及び在日ウクライナ大使館のアラ・オトベルチェンコ参事官、UNIDOバーレーン事務所のハシーム・フセイン所長、UNIDO東京事務所の足立文緒所長を迎え、閉会式が行われました。
最後に、受講生一人一人に修了証が渡され、ウクライナへの支援やウクライナでのビジネスに関心のある企業、政府、NGOのゲストとのネットワーキングセッションが行われました。アクセンチュア、アンクシステムズ、デロイト トーマツ グループ、中山鉄工所、ORJ、IOS、People Cloud、パデコ、株式会社アウトソーシングなどが参加しました。
プログラム概要
日付: | 2024年9月9日-9月13日 |
時間: | 10:00-16:00 |
場所: | 国連大学(東京都渋谷区神宮前5-53-70) |
主催: |
UNIDO東京事務所 UNIDOバーレーン事務所 |
言語: | 英語 |
お問い合わせ先
UNIDO ITPO Tokyo
Email: ukraine-edt@unido.org