UNIDO本部の統計チームは2016年第3四半期の指標に基づく世界工業生産の成長に関する報告書を発表しました。

主な内容

• 世界の工業生産高は2016年第3四半期に前年同期比で2.4％成長しました。先進工業国では0.6%、開発途上国と新興国では4.7％の増加でした。
• 先進工業国経済は全体としては緩やかに成長していますが、欧州と北米では顕著なスローダウン、東アジアではしばらく続いたスランプ後の上昇傾向がみられます。
• 南米の工業生産高は2.0％低下しました。アジア経済の方が成長力は非常に高く6.3％の増加でした。UNIDOの推定によるとアフリカでは0.5％の増加となりました。
• 製造業種別に見ると、世界のタバコ生産は8.0％の減少となりました。反対に自動車は6.4％の増加となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界工業生産報告書2016年第3四半期　（報告書は英文のみです）