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イランにおける持続可能なマグロ漁業を日本政府とヤマサ脇口水産とともに支援

イランにおける持続可能なマグロ漁業を日本政府とヤマサ脇口水産とともに支援

2022.11.10

国連工業開発機関(UNIDO)は、20213月に日本政府の支援によりイランで「チャバハールにおける包括的かつ持続可能なキハダマグロのバリューチェーン開発促進プロジェクト(以下、本プロジェクト)」を開始しました。

イランのチャバハールはオマーン湾からインド洋へ抜ける交通の要衝に位置し、またインド洋を回遊するキハダマグロ資源に恵まれている地域です。しかし、現地マグロ産業の開発レベルは未だ低く、多くはツナ缶などの低価格で取引され、マグロ漁師の収入向上のための乱獲と資源量低下が指摘されています。

本プロジェクトでは、良質なマグロの獲得が可能なこの地域で、適切で持続可能なはえ縄漁法を導入・普及し、漁獲後の品質管理の強化により日本をはじめとする高価格帯製品の世界的バリューチェーン促進と、持続可能のためのエコシステムの整備を目指しています。また、地元漁業従事者への研修、高品質マグロの輸出による卸売価格の向上、より包括性のある地域漁業組合の設立促進など、漁業開発を通した地域経済の強化が期待されます。

日本に研修に来たイランの漁師とヤマサ脇口水産の脇口社長(写真右)

これに伴い、20217月に和歌山県にある民間企業の株式会社ヤマサ脇口水産(以下、ヤマサ脇口水産)とプロジェクト実施合意文書 (Project Implementation Agreement) を締結しました。ヤマサ脇口水産は本プロジェクトで、マグロ漁業の専門性や地域のバリューチェーンのノウハウを生かし、イランの漁業従事者への持続可能なマグロ漁業や品質管理の研修や良品質のマグロの輸出・販売促進などを支援します。

 

本プロジェクトへに関するご質問等がございましたら、下記までお問合せください。

Mr. Tomoyoshi Koume: T.KOUME@unido.org